悲劇の本質。

  • 2007/06/29(金) 12:51

この記事で書いたIさんの話の続きです。

Iさんが東京で大学生活を送っていたころは、学園紛争の真っ只中でした。学内に築かれたバリケードを、体育会の学生たち(体育会は大学側についていた…その中にはラグビー部の森喜朗氏もいたらしい)が崩しにかかる光景が見られたそうです。
Iさんはというと、大学は授業ができる状態ではなかったので雀荘にいることが多かったとか。機動隊に追われた学生がヘルメット姿で雀荘になだれ込んできて、トイレの窓から逃げていくこともよくあったそうです。
「Iさんは運動に加わろうと思わなかったんですか?」と聞くと、Iさんは「うーん、僕はそんなのやりたいとは全然思わなかった」と言ったのち、ちょっと考えて「オウム真理教の事件なんかもそうだけど、当時ああいう運動にのめり込んだのは、なんていうか、さみしい人たちが多かったんだよね。心のすき間を抱えた人というか。」と言われました。

Iさんの幼なじみで、あさま山荘事件で篭城した5人のうちの1人(Aさんとします)は、エリートになることを期待して育てられた、まじめで穏やかな青年でした。Aさんのお母さんは熱心な教育ママであった半面、AさんがIさんたちと徹夜で麻雀をするときは隣室でずっと起きていて、何度か夜食を差し入れるような過保護なところもあったそうです。
AさんがIさんたちとの連絡を絶ってしばらくしてから、Aさんが連合赤軍のメンバーとして山中に潜伏しているという事実を、Iさんは聞き込みに訪れた刑事さんから聞かされます。

1972年2月19日にあさま山荘事件が発生してテレビで生中継されたとき、Iさんはテレビの画面で山荘の窓からライフルを構えている人物がAさんだとわかって愕然としたそうです。自分の友人が犯罪者としてテレビに映る…私には想像を絶する事態です。
2月22日、Aさんは説得に当たっていたお母さんに向かって発砲。ウェブに出ている記録をみるとAさんは発砲した後で涙ぐんでいたようですが、わが子に銃を向けられたお母さん、それを中継で見ていたIさんとも、どんなにショックだったことかと思います。私と一緒にIさんの話を聞いていた人の、「それ(発砲)が今までの子育てに対する彼の答えだったってことですか」という問いに、Iさんは「うーん…」と言って黙ってしまいました。
あさま山荘事件は2月28日、警察の強行突入で幕を閉じるわけですが、事件発生前にAさんを含む連合赤軍のメンバーはすさまじい暴力によって12名もの同士を殺害していた(=山岳ベース事件)ことが明るみに出て、日本中が騒然となります。この事件の内容はあまりにも悲惨すぎて、ここでは書けません。ウェブ上に事件のまとめサイトがいろいろありますので、そちらをご参照ください。

Iさんは「Aは、ふたつの顔を持ってたんだよ。長いつき合いだったのに、自分がそれに気づかなかったことが本当にショックだった」と言われました。Iさんたちの前では、Aさんはあくまでも「大学生活と遊びの両立を楽しむ都会育ちの若者」で、そういう活動に興味があるようなそぶりは見せたことがなかったそうです。ところが、別の(学園紛争の中で知り合った?)友人たちには「この国はおかしいんだ!」と熱弁を振るっていたようで、その様子はまるで別人だったと。
IさんはAさんが刑期を終えて出所したら会いに行って、彼の本当の思いを自分自身で確かめたい、と言われていました。そうしなければIさんの中で一連の事件の整理がつかないような感じでした。

山岳ベース事件は、一度きちんと勉強しなければと思います。理想を追い求めた果てが、お互いに疑心暗鬼になった中での「総括」という名の殺し合いだったとは…。「わけわからん」とか「気が狂ってる」の一言で片づけるのは簡単なんですが、たぶん私たちの誰もがそういう状態に陥る危険性をはらんでいると思うのです。程度の差はあれ、人は自分が強く信じる正義が実現するとなれば一線を越えてしまうこともあるでしょうから。誰でもそうなる可能性があるからこそ、理解を超える事件であっても全容を把握する必要があると思っています。

現場の気持ち。

  • 2007/06/28(木) 12:46

テン・アローズ:三屋社長を解任 転身わずか3年−−株主総会(2007年6月27日、毎日新聞)

毎日新聞の記事ページへ

--引用ここから--
女性下着販売のテン・アローズ(旧シャルレ、本社・神戸市)の株主総会が27日、同市内で開かれ、約56%の株式を保有する創業家側が提出した元女子バレーボール日本代表の三屋裕子社長を含む取締役7人全員の交代を求める修正動議を賛成多数で承認した。スポーツ界から上場企業トップへの転身で話題を呼んだ三屋氏はわずか3年で社長を追われた。
新取締役には、林勝哉・元副社長ら創業家側が提案した、勝哉氏と、母親で創業者の宏子・元会長、社外取締役3人の計5人が選任された。新社長には勝哉氏が就任する予定。
総会には、昨年より約100人多い約140人の株主が出席。三屋議長が3年連続の連結最終赤字を計上した07年3月期決算を報告している途中、三屋氏の発言を勝哉氏が遮り、議長不信任動議を提出した。90.34%(議決権ベース)の賛成多数で可決され、同氏が議長に就いた。この後、創業家側が提出した人事案件について説明した。
--引用ここまで--

株主総会後の記者会見の様子を報じたニュースで、3年前の社長就任直後の三屋さんの映像が出ていましたが、今の三屋さんのやつれっぷりに驚いたというのが最初の感想です。そこまで消耗するとは、よっぽどのことがあったんだな…と。

三屋さんの社長就任後、売上高は低調でも(三屋さんの就任前からすでに減少傾向だった)営業利益は増加していて、特に本業の下着販売部門の業績は好調だったみたいですね。そもそも三屋さんが社長に就任したときに創業者一族に支払われた巨額の退職金が、連結最終赤字の要因ではないかという見方もあるそうです。
大証2部上場企業とはいえ、株の過半数を創業者一族が保有しているわけですから、会社を私物化するのはたやすいと思います。経営からいったん手を引いて退職金を手にし、数年間他人に任せて業績が上がったところで再び手柄を横取り…という構図が見えるような、見えないような。

何よりも印象的だったのは、記者会見の司会を務めた社員さんが「非常に残念です。周りの社員も多くが同じ思いだと思います。(三屋さんには)お願いして来ていただいたのに、非常に失礼なことをしてしまいました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と言われたことです(三屋さんはこの発言で涙が出てしまって、言葉にならない様子でした)。
この社員さんは、新しい経営陣ににらまれたってかまわない、という覚悟で現場の声を代弁されたのだと思います。現場には細かい数字のことなどわかるまい、と新経営陣は思われたでしょうが、日本人のようにモチベーションで動くタイプの労働者であれば、従業員が組織の方針を形式的ではなく本質的に理解して働くことはとても重要です。

日産は大量の人員リストラの後で驚異的なV字回復を遂げましたが、私は日産に残った人たちは納得していないだろうし、モチベーションはボロボロだろう、回復基調も長続きしないだろうと見ていました。なので、最近の日産の業績不振には「やっぱり」という思いです。
「会社は誰のものか」という議論では、よく「株主のものであり、従業員のものであり、社会のものである」ということがいわれます。株主の9割が納得しても、現場の人間が納得していないことが浮き彫りになった今回の経営陣交代、果たして吉と出るでしょうか。

貸会議室情報掲載のお知らせ。

  • 2007/06/27(水) 18:26

弊社の公式ウェブサイトとは別に、貸会議室・レンタル関連の情報サイト(2社)に貸会議室のご案内を掲載しました。

1)会議室ドットコム

上記のリンク先に「首都圏」、「大阪」、「名古屋」、「福岡」というタブがあります。
「福岡」のタブをクリックし、そのタブの右ななめ下にある「会議室一覧」と書かれた小さなボタンをクリックすると、6月27日現在では一番上に「福岡中央ビル貸会議室」が表示されます。

2)かりるならドットコム

上記のリンク先の、上から9番目に弊社の貸会議室情報が載っています。

ご利用責任者が65歳以上であれば基本料金が安くなる「シニア割引」はすでに実施中です。また、近日中に1番目のサイト「会議室ドットコム」を見てご予約いただいた方の基本料金が安くなる「会議室ドットコム割引」も導入予定です。

西鉄福岡天神駅から徒歩5分、福岡市営地下鉄天神駅から徒歩2分。九州最大の都市・天神1丁目にビルがありますので、ほぼすべての用件が徒歩5分以内で済む絶好のロケーションです。

「会議ではなくヨガ教室で貸して」、「夜間は何時まで借りられる?」「市場調査のストリートインターセプトで使えるか」などなど、どんな小さなご質問・ご要望でもどしどしお寄せください。お待ちしております。

弊社ウェブサイトは下のバナーをクリック!
福岡中央ビル

有限会社福岡中央ビル
住所:福岡市中央区天神1-13-25
電話:092-741-6997

DVDのコピー。

  • 2007/06/26(火) 12:56

今日はDVDのコピーの話です。(念のためおことわり:私的利用を目的としたDVDのコピーは法律に違反しませんが、他人への譲渡や売却は違法です。この記事を著作権侵害目的で利用しないようお願いします。)

私は日本で公開されていない映画のDVDをアメリカから購入し、英語の勉強に使っているのですが、DVDには国によって「リージョン(地域)コード」が設定されており、アメリカと日本ではリージョンコードが違うので、アメリカで買ったDVDを日本のプレイヤーで再生することはできません。
これを日本のプレイヤーで再生するためには、

・リッピング(=DVDからデータを吸い出してパソコン上で扱えるようにする)
・リージョンフリー化(リージョンコードの制限をなくす)
・ライティング(空のDVDにデータを書き込む)
・ファイナライズ(いろいろなメーカーの機器で再生できるようにする)

という手順でDVDをコピーします。
しかし、市販のDVDには著作権保護のため「コピーコントロール」と「アクセスコントロール」という2つのプロテクトがかかっていて、CDからカセットテープにダビングするような感覚でコピーをすることはできません。DVDをコピーするソフトにも「本ソフトではプロテクトがかかったDVDのコピーはできません」という注意書きが必ず載っています。
このプロテクトのかかったDVDでも、以下の3つのソフトを使って「CSS」というアクセスコントロールを解除すればコピーができます。(注:CSS(アクセスコントロール)の解除は法律違反ではありませんが、コピーコントロール解除は違法です。気をつけましょう。)

AnyDVD(リッピングとリージョンフリー化のためのソフト)
「AnyDVD」紹介ページ

Super DVD Zcopy 4(リッピング・データの編集・バックアップソフト)
「Super DVD Zcopy 4」紹介ページ

B's Recorder Gold 9(データをDVDに書き込むソフト)
「B's Recorder Gold 9」紹介ページ

具体的には、AnyDVDとSuper DVD Zcopy 4を同時に起動させておき、Super DVD Zcopy 4のほうの画面を操作してDVDのデータを吸い出します(AnyDVDは何も操作しなくていいです)。このとき、パソコンの空き容量は8GBぐらい確保しておく必要があります。
吸い出したデータをB's Recorder Gold 9で空のDVDに書き込み、ファイナライズをします。
原因はよくわからないのですが、上記以外のソフト(たとえば、Super DVD Zcopy 4とB's Recorder Gold 9の代わりにCloneDVDとか)を使ったときは、コピーしたDVDがプレイヤーで再生できないことがありました(なぜかパソコンでなら再生できた)。最終的にうまくいったのがこの組合せです。

CSSの解除が違法ではないのは、現行の法体系に不備があるからに過ぎないようです。法改正で違法になる可能性もありますので、関連ニュースに注意しておきたいと思います。しつこいようですが、DVDのコピーはくれぐれも私的利用の範囲を超えないようにしましょう!

【追記】
すみません、一部訂正です。「AnyDVDは何も操作しなくていい」と書きましたが、一番最初の起動時だけAnyDVDの設定画面を開いて「デフォルトのリージョン」という項目を「2」に、「除去機能」の項目にすべてチェックを入れる必要があります。2回目の使用からはこの設定画面はさわらなくていいです。

本人確認。

  • 2007/06/25(月) 12:53

ここ最近、サービスの申込みや解約に際しての本人確認で「へーっ」と思うことが立て続けにありました。
ひとつは、ヤマト運輸のウェブサービスを申し込んだときのこと。
ウェブサービスは、送られてきた荷物の配達日時を事前にメールで知らせてもらえたり、集荷予約がウェブでできたりと、荷物を送るときも受け取るときもウェブひとつで用が済む便利なシステムです。
これに登録した後、ヤマト運輸から自宅に郵便物が届いていたので内容を確認すると「ウェブサービスの申込みを承りました」というものでした。用件はそれだけ。
これを知らせるためだけになんでわざわざ郵便を?と思ったのですが、ちょっと考えて納得がいきました。
このウェブサービスの申込みは本人でなくてもできてしまうので、悪用される恐れがあるのです。

たとえば、悪意ある人が他人の家の住所でウェブサービスに申込んで、申込みの際のメールアドレスと電話番号は自分のものを入力しておけば、荷物の配達予定情報を事前にメールで入手し、家の前で待ち構えて荷物を失敬することも不可能ではなくなります。あるいはそれ以外の犯罪に利用することも…。
この手のサービスの申込みは、通常であれば「登録確認の書類を郵送しました」という旨のお知らせがメールで来るのですが、このときは一切連絡なしに郵便物が届きました。つまり、本人ではない人が申込みをしても本人にわかる仕組みになっているというわけです。

もうひとつは、クレジットカードを解約したときのこと。オペレーターさんに「お電話での解約手続きになりますので、ご本人確認のためにこれからお尋ねする質問にお答えください」と言われたのですが、その質問内容は本人の私でも「えっ!?えーっと、えーっと…」と思わずひるんでしまう、ちょっと意外なものでした。何を質問されたかは伏せておきますが、それを聞くかーっという感じ。
電話だけ、ウェブだけ…という便利さの裏にはリスクがつきものです。それを回避するために企業もさまざまな工夫を凝らしていて、とても興味深いと思いました。

二十歳の原点。

  • 2007/06/24(日) 23:09

高野悦子著「二十歳の原点」を読みました。
著書名は「はたちのげんてん」かと思っていたら、「にじゅっさいのげんてん」が正しいそうです。

二十歳の原点

立命館大学に進学した学生が学園紛争に巻き込まれていく様子と、その過程で揺れ動く心境を日記に綴った作品です。
学園紛争のことは学校の授業で習った程度で、くわしいことはあまり知りませんでした。ちょっと突き放した感想を言うと、「命の安全が保障された、恵まれた環境だからこそできる、自分探しという名の遊び」という印象を受けました。高野さんの日記に出てくる詩からは繊細で瑞々しい感性が伝わってくるので、純粋で、うまく立ち回ることを知らず、生き方の軸もまだ定まっていない若者が自分で自分をどんどん追い込んでしまった…ということだと思いますが、それで自ら命を絶つなんてもったいない、というのが正直な感想です。私が20歳という年齢をとうに過ぎているせいもありますが、日記の中の「私は何よりも自由と平等を愛する人間」という記述には、「自由と平等が両立することは絶対にないんだけど」と思わずつぶやいてしまいました。
「二十歳の原点」には「二十歳の原点 序章」と「二十歳の原点ノート」という別冊があり、「二十歳の原点」だけを読んだ人は私のような感想を持つ人が多いそうです。別冊を読むと印象が変わるようなので、今度別冊も読んでみようと思います。

私の知り合いの、今年還暦を迎えられたIさんというおじさまに「二十歳の原点」の話をしたら、当時の様子をくわしく教えてくださいました。あさま山荘事件で篭城した5人のうちの1人とIさんは幼なじみで、大学時代もときどき遊んでいたそうです。ある時を境に彼と連絡がつかなくなり、Iさんの家に刑事が訪ねてきて、そのとき彼が連合赤軍にのめり込んでいることを知ったとか。Iさんに聞いたこの話は非常に衝撃的だったので、また別の記事でご紹介します。

命の礎。

  • 2007/06/23(土) 22:13

今日は友達と「俺は、君のためにこそ死ににいく」を見に行きました。
鹿児島・知覧の特攻基地を舞台に「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんの視点から、若き特攻隊員たちが死と向き合う姿を描いた映画です。

製作・総指揮はタカ派で知られる石原慎太郎氏なので、戦争賛美一辺倒なのではないかという不安がありましたが、中立性がきちんと保たれたすばらしい映画でした。
特攻隊員の選出を「志願」という形にすると誰も名乗り出ないので、「志願という名の命令」にすると上層部が決めたこと。みんなに見送られて出撃した特攻隊員が、飛行機の整備不良で3回連続で戻ってきて、4回目の出撃で離陸した直後にプロペラが停止、墜落死したことなど、不完全な部分も含めて描いてあります。アメリカに負けるであろうことをすでに見越していた日本軍の、「負けても国体を守る」、「7:3の講和を5:5までもっていく」ための苦渋の決断であったこともよく伝わってきました。
出撃した飛行隊が、開聞岳を左翼側に旋回しながら沖縄へ向かうシーンはCGとは思えないほどリアルです。道行く人が上空の飛行隊に気がついて帽子を取ったり、「よろしくお願いします」と地面に手をついて見送る場面では、「死にに行く人たちを見送る」という事実の重さに何ともいえない気持ちになりました。

今の日本の豊かさは、国を守るため、大事な家族や故郷を守るために命をかけた先人たちの犠牲の上に成り立っている…と改めて痛感する映画です。
一緒に見に行った友達が「『靖国で会おう』とか、『先に出撃した仲間たちが靖国で待っているから』っていうセリフがたくさん出てきたのは、石原慎太郎が靖国のあり方を考え直してほしいと思ってるってことかなあ」と言っていたのが印象的でした。

「俺は、君のためにこそ死ににいく」公式サイト

天神の「杵屋」でうどん。

  • 2007/06/22(金) 12:51

以前、スターダストレビューの根本要さんが福岡のローカル番組で「博多はラーメン王国だから、地元の人はさぞやラーメンをたくさん食べておられるんだろうと思っていたら、びっくりするほどうどんをよく食べるんですね。博多の麺文化の真髄はうどんですよ。『博多のとんこつラーメンが大好きで〜』なんて言ってる東京のアーティストは修行が足りません!」と言っていました。なるほど、鋭い観察眼だ。
私が平日のお昼にときどき行くうどん屋さんは、アクロス福岡にある「杵屋」です(ビブレにもあります)。

なす天生醤油うどん
ナス天生醤油うどん

このうどんは塩分をおさえた生醤油とレモン汁を絞って食べるのですが、醤油のうまみとレモンの酸味が麺にもなす天にもよく合います。レモンと醤油…不朽のゴールデンコンビですな。私の中ではごま油と塩、またはレモンと塩に匹敵する「シンプルイズベスト」な味つけです。
杵屋はうどんの大盛が無料です。が、働く人は午後に差し支えるぐらいモリモリ(たぶん普通盛の1.5倍)の量なので、仕事のないゆっくりした日であればおすすめです。

前の会社で働いていたとき、東京から来たクライアントに「九州のうどんはものすごくおいしいですね!」と感激されたことがありました。柔らかいのにコシがある麺と透明なスープの虜になったそうで、いつでもこんなうどんが食べられる九州の人がうらやましい、とも。そういわれると、関東の人をそこまで感激させるうどんがいつでも食べられる環境というのは贅沢なのかもしれませんね。

「杵屋」
住所:中央区天神1-1-1-B1F
電話:092-725-9097

アフターフォロー。

  • 2007/06/21(木) 12:43

先日、会社で使っている電話機の主装置が故障してしまいました。最初は原因がわからず、NTT、NTTの下請け業者、いま使っている複合機メーカーの技術者に総出で点検をしてもらった結果、主装置の交換が必要ということが判明しました。主装置と一緒に電話機もすべて取替えなければならないのですが、金額が大きいので即決はできず…。
故障は致命的なものではなく、一部の機能が制限されるだけなので、今はとりあえずそのままにしています。NTTからは「応急処置として複合機に普通の電話機をつなぎ、優先モードを切り替えれば今までと同じように使えます」との説明があり、併せてNTTで販売している主装置セットの紹介もありました。

何時間も点検に当たってもらったお礼をかねて複合機メーカーにも連絡をし、NTTから聞いた内容を伝えると、複合機メーカーの技術者が会社に飛んできて「弊社も主装置セットのご提案ができますので、もしお見積を取られるようであれば弊社にも声をかけていただけたら…」とのこと。
まだ買い替えを真剣に検討していないので「ハイハイどうも〜」と気軽にカタログを受け取っていたのですが、それから数日たった昨日、その人がまた来社。
また新しい提案かな?と思っていたら、「これ、複合機につないでお使いください」と、電話機を無償提供してくれました(接続設定と動作確認までしてももらった)。

電話機

保留やオンフック機能のないシンプルな電話機ですが、これで十分です。おかげで主装置は当分買い替えずに済みそう…いや、でもいよいよ買い替えとなれば有力候補になるのは間違いないですが。
ちなみにNTTも複数回&長時間にわたって点検をしてくれた上に、点検料は一円も請求されませんでした。いろいろな形で配慮してもらうと、こちらも勉強になります。感謝。

デジタル社会の危機管理。

  • 2007/06/20(水) 12:44

東京・西新宿でビルの2階からイタリア料理店の看板落下 直撃した28歳女性が重傷(2007年6月19日、FNN)

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00112821.html

--引用ここから--
(前略)
19日午前11時半ごろ、東京・西新宿にあるイタリア料理店「イル・ヴィゴーレ」の看板が突然外れ、会社員・上原 真由美さん(28)を直撃した。
上原さんを直撃したのは、縦1.5メートル、横およそ5メートルという巨大な看板で、下敷きになった上原さんは、頭などを強く打ち、重傷を負った。
(中略)
この店は、レストランチェーン「イタリアントマト」の直営店。
イタリアントマトの小野泰右専務は「うるさいうるさい、ばか言ってるんじゃない、お前ら。(1人けがしてますよ?)だから今から病院行くんだよ。(女性は脳挫傷ですよ?)脳挫傷じゃないですよ。誰が脳挫傷って言ったんですか?(警察関係の情報です)違いますよ。ここ切っただけですよ。(看板の状況は?) 10年前の看板(ボード)だからわかりませんって。(もともとの看板を点検せずに上からつけた?)そうです。(被害者に対しては?)申し訳ないので、とにかく(病院に)行かないと、被害者のところへ、病院に行きます」と話した。
警察は、業務上過失傷害の疑いで、看板の落下原因をくわしく調べている。
--引用ここまで--

うちのビルにも袖看板を設置しているので、とても他人事とは思えない事故です。ケガをされた方の一日も早い回復をお祈りします。
それにしても、イタトマの専務、やってしまいましたね。切った「だけ」というのは、たとえ第三者でも言ってはいけない一言です。それを当事者が口にするとは…。

動画を見ると、インタビュアーがこの専務の怒りを煽るような態度で質問をしているのは非常に問題だと思いますが、バッシングすら消費の(もっといえば娯楽の)ひとつになってしまった昨今の風潮を考えると、上記の受け答えでは恰好のターゲットになりかねません。この専務は組織の中では管理職の立場ですが、非常事態で気が動転しているからとか、マスコミに煽られたからとはいえ、自分の感情を管理できない人が管理職とはこれいかに…という気がします。

うちのビルでも、以前契約していた清掃会社のスタッフがテナントさんの室内で取り返しのつかない過ちを犯したとき、謝罪に来た清掃会社の常務が途中で逆ギレして「そんならもう(契約を)やめりゃいいでしょうもん!」と怒鳴ったことがあります。それがきっかけで契約は解除になってしまいましたが、これも危機管理がなっていない事例のひとつです。

マーケティング業界に「ジョン・グッドマン理論」という用語があります。かいつまんで説明しますと、好意的な口コミは(アナログで)4〜5人に伝わり、非好意的な口コミは9〜10人に伝わる(=悪評は2倍の影響力がある)というものです。ウェブが普及したデジタル社会ではアナログよりも多くの人に、より速く情報が伝わりますから、危機管理はなおさら慎重にする必要があります。

「私は寝てないんだ!」という社長の一言で猛烈な批判を浴びた雪印の食中毒事件は7年前。今回のイタトマ専務の対応をみるに、今の日本企業は現状に見合った危機管理ができる経営陣とできない経営陣の世代交代がまだ終わっていないのかもしれません。

ナイトの振る舞い。

  • 2007/06/19(火) 12:31

WWWの生みの親、バーナーズ=リー氏が勲章受賞(2007年6月16日、ITmedia)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/16/news002.html

--引用ここから--
英国王室は6月13日、「World Wide Web」考案者のティモシー・バーナーズ=リー氏に、有功勲章(The Order of Merit)を授与したと発表した。
バーナーズ=リー氏(52)はロンドン出身。1989年、グローバルな情報共有手段としてWorld Wide Webを考案。同氏が設計したURI(URLやURN)やHTTP、HTMLなどは、Web技術の普及とともに改良され、今に至っている。同氏は現在、 Web標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)のディレクターを務めている。
有功勲章は、芸術や文学、科学などで偉大な実績を残した個人に贈られる勲章。
バーナーズ=リー氏は2004年にナイトの爵位を受けており、これに続く栄誉となった。
--引用ここまで--

World Wide Webの「Web」は、たしかCobweb(クモの巣)に由来しているんでしたっけね。情報ネットワークがクモの巣のように広がるイメージから名づけられていたと思います。
バーナーズ=リー氏のすばらしいところは、この世界規模で情報共有を可能にする画期的なシステムの特許をあえて取得しなかったことです。
Wikipediaに載っているこのページの一文を引用すると、「(World Wide Webの技術情報の)公開に際しては社会全体への貢献を第一に考え、特許を一切取得せず使用料も徴収しなかった」とあります。もし特許を取って技術を独占していたなら、今ごろはビル・ゲイツ氏も顔負けの大富豪になっていたはず、と巷では言われているそうです。

言うまでもないことですが、ウェブが普及したことで市場経済活動から日常生活に至るまで、世界中が劇的な変化を遂げました。ウェブがなかったら国策のレベルでIT戦略が策定されることなんてなかったでしょう。個人レベルではGoogle Earthでナスカの地上絵を見ることもなかっただろうし、調べ物をするにも図書館や書店に通いつめていたはずだし、もちろんこのブログを通じて見知らぬどなたかに私の雑感を読んでいただくこともなかったと思います。

ウェブは陰湿ないじめの場になったり、一緒に自殺する人を募る場になったり、見知らぬ誰かを完膚なきまでに罵倒する場になったりと、負の側面もたくさんあります。「社会全体への貢献を第一に考え」たバーナーズ=リー氏の行いに応えるべく、私たちユーザーも自覚をもってウェブを活用しなければと思います。

さばけとんしゃー。

  • 2007/06/18(月) 23:27

5月15日のこの記事でも書いた、ホームレスの人の仕事をつくり、経済的自立を支援する雑誌"THE BIG ISSUE"、私はいつも天神交差点の福ビル前にいる販売員さんから購入しています。

ビッグイシュー74号

この販売員さん、キオスクの店員さん並みに仕事にスキがありません。この方は、最新号を買うお客さんが近づいてくるのをいち早く察知できるように歩行者の目線に気を配っておられるので、私がまだ遠くにいる段階でいつもバチッと目が合います。そして「1部ください」という私の合図を確認すると、頭上に高く掲げていたクリアケースの中から最新号を取り出し、私が到着するころにはすぐに手渡せるようにしてあります。おつりは「300円」か「800円」を何セットか常備してあるようで(私は今のところいつもピッタリ200円渡していますが)、「次の発売日はXX日です。よろしくお願いします!」という宣伝も忘れません。

最新号を頭上に掲げて「ビッグイシュー販売中です!」と呼びかける動作は、どうやら統一ルールでそうするように決まっているみたいですね。専務が新天町のそばで見かけた販売員さんはけっこう年配の人で、「ずっと腕を上げとくのがつらそうで気の毒だった」と専務が言っていました。たしかに肩こりそう…。
梅雨に入ってからは蒸し暑いし、雨も降りますが、雨の日や夏の炎天下もずっと外で売るのかどうか、ちょっと気になるところです。ヒートアイランド現象で天神の夏はものすごく暑いけど、大丈夫なのかな。

ところで、タイトルの「さばけとんしゃー」とは、「さばけていらっしゃる」という意の博多弁です。標準語にするとちょっと違和感ありますな…。

サン=サーンスの交響曲第三番。

  • 2007/06/17(日) 22:52

アマチュアオーケストラが楽曲を練習するとき、団員はハンドブックサイズのスコア(指揮譜)やCDを買って曲の研究をします。スコアにはすべての楽器の譜面が載っていて、CDを聴きながらスコアを読むと、他の楽器と自分の楽器との重なり方や役割分担がわかりやすいからです。
大学でオーケストラに入るまでは、クラシックCDの演奏はどれも同じようなものだろうと思っていたのですが、指揮者やオーケストラによってかなり個性が出るということをオケに入って初めて知りました。

大学の演奏会で最後に演奏したのはサン=サーンスの交響曲第三番(「オルガン付」という副題がついています)です。下のCDは、「オルガン付」ではこれ以上のレベルは望めない、というぐらいすばらしい演奏です(画像をクリックするとアマゾンドットコムのサイトが開きますが、アフィリエイトではありません。念のため…)。

アマゾンドットコム

この交響曲は新約聖書の「ヨハネ黙示録」を表したものだといわれています。最終楽章の冒頭で、独奏パイプオルガンがものすごい迫力で鳴り響くところはキリストが降臨する場面なんだそうです。

指揮はシャルル・デュトワ、オルガンはピーター・ハーフォード、オーケストラはモントリオール交響楽団です。これはオケのトレーナーの先生から教えてもらったCDなのですが、先生の自宅にある200万円のスピーカーで最終楽章のオルガンを聴いたときは鳥肌が立ちました。
この曲はヨハネの黙示録に沿って「大いなる怒りの日」、「大天使ミカエルとサタンの戦い」などを経て、「キリストの降臨」、「最後の審判」、「地上への神の国の出現」と、フィナーレに向かってどんどん盛り上がるように作ってあるので、コンサートでは必ずといっていいほど「ブラボー!」の声がかかる曲です。クラシックは敷居が高い…という人にも楽しんでもらえる作品だと思います。

春吉の「ごちや」でごはん、07年6月編。

  • 2007/06/16(土) 23:48

会社の帰りに、このブログで何度か登場している「ごちや」へ行きました。

お通し。キリッと冷やしたおひたしにレモンの酸味が効いて、夏らしい味です。
ごちやお通し

手作りの豚焼売。蒸したての熱々なのに、中味がトロ〜ッとしているのが不思議です。他の店で食べてきたガビガビの焼売たちは一体…。
ごちや焼売

今回のメインはもつ鍋にしました。シメはチャンポンで。
ごちやもつ鍋01

ごちやもつ鍋02

ごちやチャンポン01

ごちやチャンポン02


もつ鍋はあちこちで食べましたが、本当に難しいメニューだと思います。もつはちょっとでも古かったり、下処理が甘かったりするとケモノ臭くなるし、ダシは途中で煮詰まることを計算した上で味つけをしないといけない。ブログに記事を載せようと思ってもつ鍋屋に行ったはいいけど、途中で写真を撮るのをやめてしまうパターンが何度あったことか…。
もつがきれいで、ダシがおいしくて、シメまで味が変わらず楽しめるという条件をバッチリ満たしているのは、私の中ではこれまでのところ薬院の「幸(さち)」しかなかったのですが、ごちやのもつ鍋のおいしさは「幸」に匹敵します(いや、ひょっとすると上回っているかも…)。もつ鍋の専門店ではないにも関わらずこのレベルの高さ、大将の腕と味覚はどうなってるんでしょうか。
シメのチャンポンの下ごしらえは、ごちやでは水やお湯に通す(←ほとんどのもつ鍋屋がこうしている)のではなく、鍋に追加する前にダシでさっと煮てあります。なので、鍋のダシにかんすい臭さが移りません。

ごちやの大将には申し訳ないですけど、春吉の少し奥まったところにお店を出してもらっててよかったです。もし天神や大名やらに出店していたら、オープンから終了まで連日満席のはず。しかし、最近はふらりとお店に行ったら満席だったり、貸切だったりということが増えてきてるんですよね。うれしいような、寂しいような…。

「呑み喰い心 ごちや」
住所:中央区春吉3-13-23
電話:092-734-6565

新天町の「しばた洋傘店」の傘。

  • 2007/06/15(金) 12:54

九州地方は13日にやっと梅雨入りしました。私が使っている16本骨の傘はプレゼントでもらったものなのですが、人から「どこで買ったの?」とよく聞かれます(知らない人から声をかけられることもしばしば)。これは新天町の「しばた洋傘店」の傘です。

傘01

傘02
洋傘なのにデザインが和風で、レトロな感じの色合いとやさしい曲線がよいです。光の加減で生地の色が変わるところも気に入っています。傘屋さんのキャッチコピーではないですが、この傘を使うようになってからは雨の日がほんとに苦にならなくなりました。
しばた洋傘店は専門店だけあって、海外ブランドの傘のほかに、自社で骨組みから手作りするオーダーメイド傘、皇室御用達の工房で作られた傘など、よそにはない個性的な商品がたくさんあります。オリジナルの傘の開発にも余念がなく、アフリカ旅行をしたお客さんの話をきっかけに作った日傘は、熱と紫外線を遮断する生地を二枚重ねるので、表地と裏地の色・柄の組合せでいろいろなデザインにできるそうです。

お客さんが持ち込んだ生地で作られた日傘のギャラリーが公式サイトの中のこのページにあります。ラオスの手織り生地や色大島紬で作った傘がとてもステキです。
何で読んだか忘れましたが、傘のようにたまにしか使わないものにこそ品性が表れるので、ビジネスパーソンたるもの、コンビニで売っているようなビニール傘は持ち歩くな。特に客先に行くときは厳禁。と書いてありました。それを目にしてからは、ビニール傘を使うとなんとなく肩身が狭いです…。

商品の一部はネットで買うこともできます。傘の買い替え・買い増しを検討中の方は、しばた洋傘店を選択肢のひとつに入れてみてください。百貨店をあれだけハシゴしたのは何だったの…と思うほど品揃えが豊富です。

しばた洋傘店公式サイト

「しばた洋傘店」
住所:中央区天神2-8-132
電話:092-741-1771

インスペクションのススメ。

  • 2007/06/14(木) 17:53

前の記事でも書いたように、うちのビルではポストに広告チラシを投函する人に対して一定のルールを守った上で投函するようお願いをしているのですが、しばらく止んでいたルール違反が最近になってちらほらと出始めました。
今日も旅行代理店のチラシがルールを守らずに投函されていたため、そこに「回収に来てください」と専務が連絡を入れ、担当者が来たので事情を聞くと、意外な事実が。
その旅行代理店は今回のチラシ配布をポスティングの会社に委託したそうなのですが、そこと結んでいた契約は

・天神1〜2丁目の建物には投函しない
・住宅のポストにだけ投函する

というものだったそうです。うちのビルは天神1丁目、そしてどこからどう見てもオフィスビル。

じつは、ポスティング会社(あるいは人材派遣会社)がクライアントの指示に背いてポスティング作業をしているケースは今回が初めてではなく、過去にも何度かありました。いずれもうちが「回収に来て」と連絡を入れたことによって発覚したものばかりです。

そんなボロい仕事ばかりしていたら、業界全体が自滅の道をたどるのではないでしょうか。信頼を失うのは一瞬でも、再構築するのは大変です。
ポスティングの業界団体で不正防止のガイドラインを設けて、自発的にインスペクション(監査)をすればいいのにと思います。配布対象になっていないエリア、あるいは配布対象になっていない建物の管理者にモニターになってもらい、投函されるはずのない広告が投函された場合は広告主に連絡が行くようにすべきです。

市場調査業界では不正調査を防ぐため、訪問調査や留置調査の後に調査対象者の一部に連絡を入れ、調査が適正に行われたかどうか確認をするインスペクションを必ずしなければならない決まりになっています。最近は調査員に対して(個人情報を狙う犯罪が頻発しているためやむを得ない事態ではありますが)厳しい態度で接する対象者が増えていて、及び腰になった調査員が調査票の記入漏れのフォローをせずに自分で回答を書き込んだり、確信犯になると規定の謝礼を渡さない(本当は1,000円の図書カードを渡す決まりなのに100円のボールペンを渡し、図書カードは懐へ…など)というケースがあるためです。大多数の調査員さんは厳しい環境の中できちんと作業をしておられますが、一部にそういう人がいる限り、市場調査業界のインスペクションがなくなることはありません。

そういえば先月は、ルールを守らずに投函されていたチラシがポスティング会社の宣伝(「ポスティングなら当社へお任せください!」)だったこともありました…。ポスティング業界の人には申し訳ないですけど、現場を回る人材に「ポスティングは私有地に入り込んでの作業だ」という指導をしていない会社が多すぎます。業界が現状を変える気がないのなら、広告主さんはタイムチャージがかかってでも自社でポスティングをするのが確実に広告効果を上げる近道だと思います。

特別休暇いろいろ。

  • 2007/06/13(水) 12:42

千葉銀、裁判員特別休暇を新設(2007年6月12日、時事通信)

http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2007061200979

--引用ここから--
千葉銀行は12日、一般の国民が刑事裁判の審理に参加する裁判員制度が2009年5月までに開始されることに合わせ、「裁判員特別休暇」を新設すると発表した。通常の有給休暇とは別枠の有給の休暇を、裁判ごとに「必要となる日数」付与する。
--引用ここまで--

この制度は広島銀行でもすでに導入されているそうです。裁判員に選出されたら、たとえ重要なプロジェクトのリーダーであったとしても、寝たきりの家族を介護していても拒否できない決まりになっているようですね。働いている人が選任された場合は自分の有給休暇を使うしかないですから、このように従業員に配慮した制度を積極的に取り入れられるのはすばらしいと思います(育児や介護をしている人のフォローも行政がきちんとしてほしい…日当として8,000円前後が想定されているようですが、育児や介護はお金の問題ではありません)。

大手の企業でないと難しいのかもしれませんが、さまざまな特別休暇を有給休暇とは別に導入する組織が増えてきています。たとえば

・ボランティア休暇
・リフレッシュ休暇
・ドナー休暇(骨髄バンクに登録している人がドナーに選ばれた場合)

など。おもしろい視点では

・失恋休暇
・バーゲン半休

です。失恋休暇は、従業員アンケートで「仕事に支障をきたす最大の要素は?」という質問に対して「失恋」と答えた人が多かったから、と何かで読んだ記憶があります。バーゲン半休は、従業員がバーゲン初日の午前中に仕事をしながらも「ああ、そろそろお店がオープンするころだな、目をつけてたアレはもう売れちゃっただろうな…」と気もそぞろになるくらいなら、午前中は休みを取って買い物に突進してきなさい!その代わり午後からバリバリ働いてちょうだい!という従業員思いの発想で導入されたとか。経営者にそんな配慮をしてもらえた従業員は、それに応えようと一生懸命仕事に励むので業績アップ…という正の連鎖が期待できます。

最近はペットを飼う人が増えていますが、飼う人にしてみればペットはかけがえのない家族です。私としては有休でカバーできるんじゃないかという気はしますけど、ひょっとするとペットの看護休暇とか、あるいはペット忌引なんていう制度を導入する組織も出てくるかもしれませんね。でもさすがに会社から弔電は打ってもらえないだろうなあ…。

労働契約の開始と展開。

  • 2007/06/12(火) 12:53

私が加盟している連合福岡ユニオンでは、組合員でない人も自由に参加できる「市民公開労働講座」(受講料無料)を連合の会議室で開催しています。今日の記事のタイトル(「労働契約の開始と展開。」)は次回開催される講座のテーマです。

労使間のトラブルは民事裁判と似たところがあって、杓子定規に白黒の判定を下すのが難しい事例が多く、「こういう事例ではどんな結論が考えられるか?」という勉強や議論をすることは非常に有効です。
たとえば、従業員を10人以上雇用している事業所では就業規則を定めることが義務づけられています(10人未満でも定めるのが望ましい)。就業規則には賞罰の規定も盛り込まれますから、「こういうことをすればこういう処分が下される」という基準が定められるわけですが、就業規則のない事業所で従業員を解雇した場合に「規定がないのに何を根拠にクビにするのか」をめぐってトラブルになることもあります。たとえオーナー企業であっても、使用者の独断で解雇することはできません。

その解雇が妥当か不当かについては、労使交渉で解決できなければ労働委員会や裁判の場で「過去の判例」や「一般的な社会通念」に照らし合わて判断されることになりますが、第三者の判断も社会通念も時代とともに変化します。じゃあグレーゾーンの問題はどう整理されるの?ということになると、ユニオン事務局の書記長や書記次長がこれまで解決に当たってこられた実例をもとに学んでいくのが最も具体的かつ有効な手段だと思います。

でもまあ、企業社会の実例では解雇のように極端な処分よりも、使用者の独断と偏見をオブラートで包みやすい「配置転換」、「出向」、「転籍」などが行われるケースのほうがむしろ多いかもしれませんね(じつはこれが前回講座のテーマでした)。「クビにするって言ってるわけじゃないのに、配置転換がいやなんていうのはあなた個人のわがままでしょ。会社の命令に従えないような人材はうちには必要ないんだけど、あなたどうする?」「…辞めます」という方向に持っていきやすいので。使用者側にとっては自己都合退職のほうがいろいろとメリットがありますし。

話をもとに戻して、次回のテーマ「労働契約の開始と展開」は、これから企業に入る学生さんや保護者の方にこそ受講していただきたい内容です。労働契約が本質的にスタートするのは、原則として(←これがクセもの)「採用内定通知が出されたとき」なんですが、不景気の頃は内定通知が出た後でも「内定取り消し」が頻発しました。内定取り消しに対して法的救済措置を求めることができるかどうか、できるとしたらどのような措置が想定されるか…などについて解説がなされる予定です。どなたでも参加できますので、受講ご希望の方は事務局までご一報ください。

【日時】2007年6月19日(火)18:30〜
【会場】連合会議室(博多区店屋町6-5 小松ビル3F)
です。

連合福岡ユニオン公式サイト

連合福岡ユニオン
住所:博多区店屋町6-5 小松ビル1F
電話:092-273-2114

西中洲の「上海餐室」でお昼ごはん。

  • 2007/06/11(月) 22:52

夜は上海料理、ランチタイムは中華麺をメインに出している「上海餐室」というお店が、アクロス福岡のすぐそばにあります。ここはホテルニューオータニなどで料理長をしていた方が始められたお店で、知り合いのライターさんに連れていってもらったのが最初なんですが、それ以後もときどきお昼を食べに行っています。

ランチタイム(11:30〜14:30)は、「★★湯麺」(★の部分は女偏に乃。「ナアナアタンメン」と読みます)と白ごはんのセット(750円)か、半チャーハンのセット(850円)を頼む人が多いです。ナアナアタンメンは料理長のおばあちゃん直伝の醤油ラーメンだそうです。ほんのり五香や八角の香りがして、なんというか「現地の味」が楽しめます。私が思うに、ここのダクトの下に立ったらこの記事で書いたように香港旅行を思い出せるのではないかと…。
このセットは女性や少食の人にはけっこう量が多いので、午後の仕事に差し支えそうなら麺類(680円〜)を単品で頼むのがよいかも。仕事中のお昼休みではなく、時間がある時にゆっくり食べるのであれば大丈夫だと思いますが。

ナアナアタンメン
ナアナアタンメン

半チャーハン
半チャーハン

他のメニューは、公式サイトではないですがこのページに載っています。夜はちょびっとよいお値段ですけど、ジャパニーズ中華とは一線を画した味なのでむしろ安いのかもしれません。
お店の場所は、明治通の大同生命ビルと親和銀行ビルの間の道を1ブロック南に行った右手側の角にあります。その角の道は天神中央公園につながっているので、渡辺通方面から行くのであれば中央公園を突っ切ったほうが近いです。

「上海餐室」
住所:中央区西中洲12-21
電話:092-724-6506

炊飯ジャーでかまど炊きごはん。

  • 2007/06/10(日) 22:46

この商品を長いこと使っているもので、「これはよい」シリーズに加えるのをすっかり忘れていました。

炊飯ジャーでごはんを炊くときにお米の上に乗せておくだけで、かまどで炊いたようにおいしいごはんが炊き上がる「ふっくらご飯」。
この商品は、セラミックを使った特許商品だけを販売する「アサヒ陶研」という会社が開発したものです。アサヒ陶研の本社がある長崎県東彼杵郡波佐見町は、私のナワバリである川棚町の隣町です。
ふっくらごはん

写真ではフタを開けて撮っていますが、ごはんを炊くときはこのフタをかぶせた状態で使います。これを入れることで蒸気の循環効率が飛躍的に上がり、ごはんの水分は普通に炊いたときより少なくなるにもかかわらず、なぜかふっくらモチモチになります。「ふっくらご飯」より「モチモチご飯」という商品名のほうがピッタリくるかも。とにかく同じジャーのごはんとは思えないほど炊き上がりに差が出ます。2合炊きなどの小さな炊飯ジャーよりは、5号炊き以上のジャーで使ったほうが効果は大きいようです。

難点をひとつあげるとしたら、炊きたての熱々ごはんの中からこれを取り除くのが大変なことでしょうか。でも竹串などを蒸気穴に刺して引き上げればなんてことはありません。
アサヒ陶研では、この商品よりもさらに蒸気穴の数を増やした「ニューふっくらご飯」の販売もしているようです。他にもおもしろいアイデア商品がいろいろあり、ネットで購入することもできます。

アサヒ陶研公式サイト

「アサヒ陶研有限会社」
住所:長崎県東彼杵郡波佐見町永尾2140-4
電話:0956-85-4890

保冷剤が余ったら。

  • 2007/06/09(土) 23:47

ケーキなど要冷蔵のものを買うとついてくる保冷剤、どこの家庭にもストックがあるのではないでしょうか。
大丸は"Daimaru"とロゴの入ったオリジナル保冷剤を使っていて、捨てるにはもったいないからと大丸に返しに行ったら「衛生上の問題があるので回収はしておりません」と断られたことがあります。

保冷剤は家の引き出しに入りきれないほど余っているけど、そのままゴミに出すのもなあ…と思っていたら、友達がすばらしい再利用法を教えてくれました。
保冷剤の中身を器にあけ、そこにエッセンシャルオイル(アロマオイル)を数滴たらすというものです。
アロマオイルと保冷剤

キャンドルの炎や電気の熱であたためるタイプのアロマポットだと消し忘れが心配、という人にぴったりです。熱を加えないので香りの拡散は弱いですけど、お風呂場やトイレのすみに置いておけば芳香剤とアロマセラピーを兼ねて一石二鳥。食紅などで色をつけて使う人もいるそうです。器にあけた保冷剤は日が経つにつれて乾燥してきます(水を足せば復活します)から、パサパサになったらゴミ箱へ。

保冷剤の中の主原料はデンプンだそうです。「無害ですが食べられません」と書いてあるのはそういうことなんですね。エッセンシャルオイルも飲用できないものがほとんどなので、小さいお子さんや動物のいるご家庭では置き場所に注意しましょう。

アナンダマイド分泌しまくり。

  • 2007/06/08(金) 12:41

4月23日のこの記事で書いた「ビフテキ屋うえすたん」で、ビーフステーキが半額になる限定メニューの第2弾が始まっていました。

半額限定
店の外に貼ってあるのを夜撮ったので、映りが悪くてスミマセン

限定メニューの内容は、24オンス(672g)のステーキ(4,200円)を60分以内に食べることができたら半額の2,100円にします、というものです。ステーキ肉の一般的な量は150g〜ぐらいなので、672gだと3〜4枚分…絶対無理!と思う人が多いでしょう。私もそう思います。
それが、思ったほど無理ではないらしいです(お店側も無理ではないとわかっていて、感謝の意味で限定メニューを出しているような感じ)。
うえすたんでステーキを頼んだら必ずついてくるじゃがいも1個とニンジン1本は、このチャレンジ版にはついていません。下にモヤシを敷いてありますけど、それは60分以内に食べなくてもいいそうです。

限定メニュー第1弾があっていたとき、中学生の兄弟がそれぞれ1人分ずつ頼んで20分ちょっとで食べ終えたのも見ましたし、普通の体格の男の人もだいたい40分ぐらいでクリアしていました。どちらも苦しそうな様子はなくて、しかも中学生兄弟は一緒に来ていたお母さんのライスまで食べていました。食べざかりパワー、おそるべし。
女性のチャレンジャーはこれまでに5人ぐらいいて、全員クリア(!)しているそうです。前回の記事でも書いたように、うえすたんのステーキは赤身なのに霜降り並みの柔らかさなのと、2種類のステーキソースが出されるので、あごが疲れたり口が飽きたりすることなくガブガブいけるんでしょうね。

肉を食べると幸せな気持ちになるのは、肉類に含まれる脂肪酸が高揚感や鎮痛作用をもたらす「アナンダマイド」という物質の分泌を促すからだそうです。「アナンダ(アーナンダ)」とはサンスクリット語で「喜び」とか「至福」という意味で、仏教とも深いかかわりがある言葉のようです。
672gのステーキを目の当たりにすると、それはもう圧巻の一言です。でもクリアする人が多いのはやはりアナンダマイドのおかげか…。
この限定メニューは1トン分を売りつくすまで続くそうなので、ステーキをモリモリ食べて元気をつけたい!という人はぜひチャレンジしてみてください。

「ビフテキ屋うえすたん」(警固店)
住所:中央区警固2-14-5
電話:092-771-1498

ヒールマーク。

  • 2007/06/07(木) 12:39

ビルの共用部分(廊下や階段)の床面は、清掃会社に依頼して2ヵ月に1回ワックスをかけてもらっています。
ワックスをかけるときは、前に塗ったワックスをすべてはがして(業界用語で「はくる」と言うようです)新たにかけ直します。ワックスを1度塗ったら「1枚」、2度塗りなら「2枚」とカウントするそうです。

床面に傷や汚れがつかないようにするため、あるいは汚れても落としやすいようにワックスをかけるわけですが、床面の汚れで一番困るのがこの「ヒールマーク」。「スカッフマーク」ともいいます。

ヒールマーク
※中央に斜めについている2本の黒い筋がヒールマークです

細いヒールの靴やサンダルでカツカツと音を立てて歩くと、床面にこのようなゴム汚れが必ずといっていいほどつきます。ヒールの靴に限らず、普通の靴でも安い靴底(削れやすい)を使ってあるものではもっと幅の広い汚れがつきます。
写真の汚れはわりと薄いので、ピンヒールの靴を履いた人が歩いてつけた跡だと思いますが、これで走れば(瞬間的に片足に全体重がかかれば)真っ黒な汚れがつき、床面が一気にみすぼらしくなります。清掃会社の人がヒールマーク除去に毎日手を焼いておられるのを見ているので、管理会社のスタッフはヒールの靴を履かない(というか緊急時は階段やはしごを急いで上ったり下りたりもするので履けない)人が多いと思います。

かなり丁寧に拭く必要はあるものの、軽い汚れであれば濡らしたモップや雑巾で落ちます。汚れがひどい場合や、特殊なゴム素材の靴でついた跡はベンジンか砂消しゴムを使いますが、使いすぎるとワックスが剥がれるので注意が必要です。

何しろ歩いたり走ったりした歩数の分だけ汚れがつくわけですから、それを除去するのは気の遠くなるような作業です。仕事とはいえ、清掃会社の人には本当に頭が下がります。ヒール靴を履いておられる方、すり歩きをする癖のある方は少しだけ気をつけて歩いていただけると、清掃会社も管理会社も助かります。

「フランス菓子16区」のブルーベリーパイ。

  • 2007/06/06(水) 12:52

16区は季節ごとに違う種類のパイを焼いています。中でも人気が高いのはギャレット・デ・ロワ(王様のパイ)、この記事でご紹介したアップルパイ、マロンパイ、そして夏の時期に楽しめるのがブルーベリーパイです。

パイに使われているブルーベリーは、島根県太田市の契約農園で取れた無農薬・完熟のもの。これをジャムにしてパイ生地で包んであります。
パイ生地はアップルパイと同様、オーナーシェフの三嶋さんの手作りです。

16区ブルーベリーパイ
ナショナルブランドのジャムだと、とろみのついた汁気と果肉の割合は7:3ぐらいですが、このブルーベリージャムはほとんどが果肉です。便宜上「ジャム」と位置づけられているのだと思いますが、果肉のフレッシュな食感がけっこう残っているので、ジャムと呼ぶにはもったいない感じがします。

16区ブルーベリーパイピース
酸味とまろやかさのバランスが取れていて、甘酸っぱい香りがかなり濃厚です。夏なので、よく冷やしたアイスティーと合わせるとすごくよさそう。

ホールサイズは2,310円ですが、この他に手のひらに乗るサイズ(420円)もあります。ブルーベリーパイの販売期間は8月中旬ごろまでの予定で、地方発送もできるとのこと。

16区ブルーベリーパイミニ
前回の記事で書いたアップルパイの販売期間は2月〜3月ですが、これも予約をすれば作ってもらえるのと、地方発送も可能だそうです。

フランス菓子16区 公式サイト

「フランス菓子 16区」
住所:中央区薬院4-20-10
電話:092-531-3011

天神いまむかし。

  • 2007/06/05(火) 12:57

福岡市の天神という地名が、5月29日のこの記事で書いた水鏡天満宮に由来していることはよく知られています。この水鏡天満宮の歴史について、少し解説をしておきたいと思います。

水鏡天満宮はもともと現在の今泉1丁目にありました。菅原道真公が筑紫の地に流されるとき、ここで自分の姿を水面に映したのをきっかけに水鏡天満宮と名づけられ、容見(すがたみ)天神とも呼ばれていたそうです。近くを流れる薬院新川の上流は、はるか昔は始終川という名前だったのですが、道真公は自分が筑紫の地で生涯を閉じるだろうと考えて死終川と呼んだといわれています。
水鏡天満宮は強い神様(天神様)であったことから、筑前国福岡藩の初代藩主であった黒田長政公が、福岡城からみて鬼門にあたる現在の場所に天満宮を移したそうです。以来、その界隈は「天神町(てんじんのちょう)」と呼ばれるようになったというわけです。

道真公の死後、都では疫病がはやったり、天皇の皇子が相次いで亡くなったり、清涼殿に雷が落ちて多数の死傷者が出たりしたことから、道真公の祟りとして恐れられ、いつしか道真公は火雷天神と呼ばれるようになりました。太宰府天満宮は道真公のお墓の上に建てられているのですが、これは道真公の強い思念を鎮める意味合いがあるのだとか。御霊の墓所の上に社があるのは全国でも太宰府だけだそうです。

毎年7月24と25日に行われる水鏡天満宮の夏祭り「がんぞい」では、天神に住む子どもたちが法被にハチマキで「がんぞい!がんぞい!」と囃し立てながら町を練り歩きます。大名の紺屋町商店街の祭りでは「ぎゃんぞい」と囃すようですね。
がんぞいとは「願添え」に由来していて、疫病退散、無病息災を願う祭りとされています。天神で生まれ育った専務の話では、昔は天神1丁目にも子どもたちがたくさんいたので祭りも賑わっていたものの、今では子どもがいる地区は天神5丁目だけだそうです。

がんぞい祭りの写真その1(画像をクリックすると拡大表示します)。拡大画像の矢印がうちの専務(当時2歳)。
がんぞい01小


がんぞい祭りの写真その2(画像をクリックすると拡大表示します)。拡大画像の矢印がうちの専務。友達のおやつがうらやましいのか…。
がんぞい02小

この写真に映っている子どもたちも、今では多くが家業を引き継いだ経営者です。天神は100年単位で代々商売をしているところがけっこうあって、うちの会社も前身である旅館の創業は明治33年、今年で107年目です。そんなわけでご近所のつながりがとても強く、九州最大の都市らしからぬ一面があります。

約束の時間にちょびっと遅れる「博多時間」も、博多商人はみんな忙しく、定時に行っては逆に迷惑になるのであえて数分ずらす…という配慮が本当の由来であって、決してルーズさの象徴ではないとのこと。20分も30分も遅れるのは立派な遅刻、それを博多時間とは言わないそうです。
博多時間の本来の意味については新天町の柴田洋傘店のサイトにある解説がくわしいので、そちらをご参照ください。

しっとうや?博多の傘屋の「博多学」